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今年も残すところあとわずかとなりました。今年は「女性の悩みは漢方で治す-赤ちゃんを授かる周期療法」という本を発刊することができ、漢方医学による婦人科疾患や不妊治療の普及に微力ながら貢献でき、嬉しい1年となりました。漢方医学は体を傷めることなく自然治癒力を促し、卵巣、子宮、全身の細胞を活性化する自然療法です。社会環境が悪化して、様々な有害物質に囲まれている私たち現代人にとって、漢方薬は最適な治療法の一つといえると思います。
さて、前回のコラムで卵巣機能の低下にビタエックス(胎盤エキス)が効果的なことをお話しました。年齢が上がると卵巣機能が低下してくることは避けられないことですが、漢方薬を適切に使うと卵巣機能が回復して、年齢以上に若返ることがあります。漢方医学の古代からの最大のテーマは「抗老防衰」であり、現代の言葉では「アンチエイジング」といえます。
ビタエックスに匹敵する「アンチエイジング」の漢方サプリメントとして「紅沙棘(ホンサージ)」があります。紅沙棘はチベットの秘薬「沙棘」から取れる、良質なオイルです。紅沙棘にはビタミンE、ビタミンA,Dそして野菜の数倍に達するβーカロチン、さらに抗酸化作用の強いパルミトオレイン酸やミネラルが豊富に含まれています。
さて、漢方医学では赤いものは血を養うという考えがありますので、紅沙棘は良質の血液を養うこともできます。同時に良質の沙棘オイルは、体内の悪い脂を除く「デトックス」効果も期待できます。つまり、全身の陰血を養う(滋陰養血)と同時に悪い脂を除く(化痰降濁)、双方向性の効果が期待できるわけです。このような双方向性の効果を持つ漢方薬はいくつかありますが、紅沙棘は私の経験では特に優れています。
不妊症に対しては、子宮や卵巣の機能を高めて良質の卵子や子宮内膜を作る目的で使っています。また、抗酸化作用が強いので、免疫不妊の方には流産防止のために使うこともあります。
漢方医学には「望診」という考えがあります。外見から内臓の状態を予想する方法です。お肌が若い方、考え方が前向きな方は、子宮や卵巣の状態も良いことが多いようです。紅沙棘は「美肌オイル」とも言われており、美容効果にも優れています。まさに女性のための製品といえますので、ぜひお試しください。
「不妊症と年齢」シリーズは今回で終了といたします、来年からは新しいテーマでコラムを書きますので、乞うご期待ください。 |
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