―不妊症に効果的なサプリメントについて―

 私の店では不妊症を中心とした婦人科疾患のお客様が多く来店します。マイドゥーのコラムを見てご来店いただく方も多く、昨年は43人の方が妊娠され、今年も7月までに27人の方が妊娠されています。また8月は9名の方が妊娠され、多くの喜びの声を聞きました。ご来店されるお客様の期待にこたえられるように、様々な情報を集めて日々研鑽を積んでいます。
  不妊症でご来店される方の中には様々なサプリメントを飲んでいる方がいます。サプリメントの選び方のアドバイスを求められることがありますが、私が日頃から漢方薬に合わせて使い、効果を実感しているものとして「マカ」「コエンザイムQ10核酸」の2つの製剤があります。
  私の経験では、マカは1日3g〜4g服用すると排卵を促進する効果があり、4g〜6g服用すると黄体ホルモンの分泌を促すようです。一般に市販されているマカ製品は含有量が少ないため、十分な効果が得られません。そこで私の店ではマカを原末で購入して、基礎体温の状況や体質に合わせて必要な量を調合しています。一般に副作用はありませんが、基礎体温が高い方やプロラクチンが高い方、生理前に胸の張りが強い方には注意が必要です。
  コエンザイムQ10核酸はコエンザイムQ10と核酸を配合したサプリメントです。コエンザイムQ10は細胞の新陳代謝を高め、核酸は質の良い細胞を作る際に不可欠な栄養素です。私の経験では、周期療法を行う際に低温期に多く服用すると質の良い卵子を作ることができ、高温期に服用すると着床を安定させる効果があるようです。コエンザイムQ10と核酸は単独でも一定の効果がありますが、併用すると相乗効果があるようです。私の店では核酸の専門メーカーであるLSコーポレーションが製造したコエンザイムQ10核酸を使っていますが、漢方薬との相性がよく満足のいく効果が得られています。
  上記以外にも様々なサプリメントがありますが、私が自信を持ってお勧めできるものは今のところ上記の2種類になります。いずれにしてもサプリメントだけでは良い効果を得ることが難しく、基礎体温や体質を正しく判断して、漢方薬と併用することで、十分な効果を得ることができます。
掲載:マイドゥー 2005年9月号



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