中国漢方ダイエットB ―健康にやせるための食生活―


 今回はやせるための食生活についてお話します。私が指導する食事法は無理をしないで食事のバランスを取ることを原則としています。

@ 主食は未精白の穀物(玄米、雑穀など)とすること。
A 和食を中心として、よく噛んでゆっくり食べること。
B 動物性食品は魚を中心にして、食事全体の2割以下にすること。
C 陰性食(冷やす食べ物)を減らして、中性食である穀物や豆を中心にすること。
D 朝食は動物性食品を控え、軽めにすること。(リブレフラワーやブラックジンガーを使うと良い)

 また1日の食事のバランスも大切です。ダイエットは病気治療と異なり毎日続けることが大切です。ダイエット食=健康増進食であると考えます。よってあまり厳しい制限を行うと続きませんので、無理なく行える方法が大切です。

朝食: 朝起きて最初の食事は胃に負担をかけないことが大切です。脳に栄養を与える糖分とビタミン、ミネラルはある程度必要です。前日の夕食を食べ過ぎたときは特に軽めにしましょう。未精白のごはん或は黒パン、味噌汁、納豆、漬物、果物、ニンジンジュースなど(リブレフラワーやブラックジンガーを使うと良い)
昼食: 朝食と夕食のつなぎです。空腹感に応じて適度に食べましょう。
おにぎり(梅、コンブ、のり、鮭、チリメンジャコ、黒ゴマ、ひじき)とろろそば、煮込みうどん、味噌汁、煮物など
夕食: ゆっくりと時間をかけて食事を楽しみましょう。穀物を中心に適度に蛋白質をとり、バランスよく食べましょう。
未精白のごはん、魚類、味噌汁、根菜類の煮物、鍋物、きのこ、海藻、芋類、大豆製品など

 上記の原則の上に体質に合わせてアレンジいたします。
 りんご型肥満は基礎代謝を高める根菜類(大根、ゴボウ、ニンジンなど)食物繊維
が多く老廃物の排泄を促すコンニャク、海藻類(わかめ、ひじき、もずく、昆布など)、
きのこ類、体内の余分な熱をさまし老廃物の排泄を助ける豆腐やキュウリ、すいか、
小豆などを副食として選びます。飲物は緑茶や玄米茶がお薦めです。
 洋ナシ型肥満は体を温める根菜類(ニンジン、ヤマイモ、レンコン、ゴボウなど)
発酵食品(納豆、味噌、梅ぼし、漬物など)魚介類(アジ、サンマ、さば、イワシなど)
を副食として選び、薬味(生姜、ネギ、唐辛子、ニンニクなど)を上手に使います。
暖色(赤、橙、黒)の食べ物、北方産の食べ物、固い根菜、天然塩を使った食べ物
などは体を温めて基礎代謝を高めます。飲物は紅茶や昆布茶、梅醤番茶などがお
薦めです。
 必要に応じた漢方薬や補助食品を取るとやせるだけでなく体調もよくなってきます。私自身も今回の連載にあたって食事の改善を行い、約2ヶ月で3kg体重が減って体調もよくなりました。ただやせるだけでなくより健康になるために中国漢方ダイエットを実践してみてください。
掲載:マイドゥー 2003年8月号



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