中国漢方ダイエット@ ―太る原因について―


 今回より正しいダイエットについてお話します。私がお薦めするダイエットは無理な食事制限などをせずに自宅で続けることができます。今回は太る原因について考えてみましょう。
  新陳代謝という言葉は聞いたことがあると思います。新陳代謝が活発であれば体内に入った食べ物が栄養として細胞にいきわたり、燃焼して不要な物は尿や大便、汗などより排泄されます。この代謝が活発で不要な物が排泄されるということが非常に重要です。体に取り入れられたエネルギーは@基礎代謝A生活活動代謝B食事誘発性熱代謝によって燃焼されます。この代謝がうまくいかない状態を「産熱障害」といいます。体温が1℃下がると基礎代謝は約12%減少するといわれていますので、大変なことなのです。漢方医学ではこれを冷えにより気の働きが低下して、その結果血や水が停滞して老廃物が排泄されずに太ると考えています。
 @の代謝をあげるためにはダンベル体操などの筋肉に負荷をかけて筋肉量を増やす運動が効果的です。Aの代謝をあげるためにはウォーキングや水泳などの有酸素運動が効果的です。Bの食事誘発性熱代謝はダイエットの上でとても大切ですがあまり知られていません。
  漢方医学では食べ物には温性食、寒性食、中性食に分けることができると考えています。温める食べ物は食事によって発生する熱が高く、ダイエットに良いといわれています。現代栄養学では食事のカロリーより消費されるカロリーの方が大きければ痩せると考えています。これは間違いではないのですが、新陳代謝や食べ物の性質などを考慮に入れないと思うような効果があがりません。
  次回はりんご型肥満と洋ナシ型肥満のタイプ別ダイエット法についてお話します。
掲載:マイドゥー 2003年6月号



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