| 清潔で開放感がある店 |
沼津市薬剤師会の会長でもある小島俊夫社長の経営する『小島薬局沢田店』は繁華街から少し離れた郊外の住宅地に店を構えており、近くを通った人なら、店の壁面に万里の長城とパンダの絵と「漢方薬のことなら小島薬局」と大きく書かれた文字で、店に入らなくても漢方が中心の店だとすぐにわかるはずだ。
しかし、22.5坪の店内は漢方メインの薬局らしからぬ雰囲気。レジカウンターと相談コーナーの机は、曲線を生かした造りになっており、堅苦しさが全くなく、タテに細長い店内でありながら、逆に開放感さえ感じさせる。内装も白を基調に、化粧品コーナー以外の什器は木とガラスを組み合わせたもので統一され、照明の効果以上に店内が明るく清潔に見える。売り場奥の調剤室は、一階6.4坪と、階段でつながっている二階部分9.1坪があり、一階を処方せん調剤用、二階が漢方・生薬専用と区別している。
同店の店舗は、95年4月に新装オープンしたばかり。小島社長の御子息で、地区薬剤師会会長として多忙の社長より実質的に店を仕切っている晃氏が施工会社と相談してレイアウトを考えた。現在、二十八歳の晃氏が考えただけあって、若々しい店内のイメージ。
晃氏はもともと新薬メーカーのMRをしていたが、同店の処方せん枚数が増えるとともに漢方・中成薬のウエイトが減る傾向にあったため呼び戻された。半年ほど調剤を担当したが、思い切って一年間東京に下宿。中医学を本格的に学んだことで「かかりつけ薬局」でありながら、中医学・中成薬の相談にも十分に対応出来るセールスポイントをもつ今の店のスタイルが出来あがった。
|
|